長良橋南詰の鵜飼観覧船のりばから西へ続く「湊町・玉井町・元浜町」の街並みは通称「川原町」といい格子戸のある古い街並みが今も残っています。
狭い間口に長い奥行きという昔ながらの日本家屋が軒を連ねるこの辺りは、昔、長良川の水運を利用した川港として栄え、多くの商店で賑わっていました。現在でも、伝統工芸品「岐阜うちわ」を製造販売しているお店や、岐阜銘菓「鮎菓子」で知られる和菓子店などが、レトロな雰囲気を残したまま営業しています。
さらに、ここ数年町屋を利用したモダンな飲食店などが登場し新しい魅力もプラスされました。
長良橋の隣、鵜飼乗船場から川原町散策スタート。
カメラを持ってゆっくり歩きながら寄り道して愉しんでいただきたいです。
入り口から少し歩くと、みなさんを出迎えてくれる手湯があります。
長良川温泉をお気軽におたのしみいただけます。
明治41年から続く老舗和菓子店。
「登り鮎」や「やき鮎」は鵜飼で名高い長良川の鮎の姿を写し取った銘菓で昔から茶が盛んな岐阜人好みの味わいです。
水の音が落ちることによって音が響く水琴窟があり、竹筒に耳をつけると、幻想的な音を聞くことができます。
古い町並みは、歩いているだけで心を癒してくれます。
江戸時代及び明治時代から昭和初期に建造された町家を利用した飲食店等が新たにできて、人気スポットとなっています。
懐かしい丸いポストが目印のカフェ&ギャラリー。
かつての和紙問屋を利用し、蔵を改装したカフェです。
雰囲気のある空間でのんびりランチ。
ランチ後もぶらぶらと散策。街並みの風景をお楽しみください。
岐阜県で唯一の手作りうちわ専門店です。店先にて
実際にうちわ作りの作業風景がご覧いただけます。
川原町の新たな恋愛スポット!
戦国時代、斉藤道三の息子義龍が建てたといわれる庚申堂は、本尊の青面(しょうめん)金剛を守る猿が有名。猿をくくってつるした飾りは、人間の欲望をコントロールして願いを叶えるお守りとされ、「猿結び=縁結び」ともいわれています。狛犬かわりの狛猿、ハート型の手水鉢(ちょうずばち)も必見です。
町内を火災から守る秋葉神社。
古い家屋の屋根の上に祀られている神様です。
洪水が多かったことから尾根の上に祭られたといわれます。
川原町散歩はこれにて終了♪
長良川の鵜飼の前に楽しんでいただくのもおすすめです。是非足を運んでみてください。
ホテル前には金華山がそびえ、清流長良川が流れ、
多くの人がその自然と風景を楽しんでいます。
金華山は、ハイキングコースとしても親しまれ、
山頂にある岐阜城から見る姿は雄大なものがあります。
長良川では、毎年5月から10月にかけて1300年の歴史と伝統がある鵜飼も行なわれます。
四季折々の風景と味わい。岐阜でのひとときをごゆっくりお過ごしください。
川原町では日本家屋が軒を連ね、レトロな雰囲気を感じられます。